きららフェスティバル鎌倉 開催レポート

実施日
2024年6月21日(金)・22日(土)・23日(日)

6月21日(金)、22日(土)、23日(日)の3日間、きらら鎌倉全館を使って「きららフェスティバル鎌倉」(第36回鎌倉生涯学習センターフェスティバル)が開催されました!今年度のきららフェスティバル鎌倉には発表部門25団体、展示部門9団体、物販部門2団体、教室部門3団体の計39団体の参加で行われました。

 

【フェスティバル前日設営・6/20(木)】
6月20日(木)会場設営を参加団体のみなさんと学習センタースタッフで行いました。10時からの設営にみなさん早くから駆けつけてくださり、会場で使用する机・いす・パネルなど協力して運搬・設置します。「重いものは持てないけど…」とおっしゃる方々も積極的に参加してくださり「装飾」や掲示物の貼りだしなどをご協力いただきました。
会場設営は重いものを運ぶことが多く、大変な作業になりますがみなさん「できる範囲」で、集まった人同士で協力しながら行い、中では「どちらの団体ですか?」「わたしは発表で出ます」などの会話から話が弾んでいきます。
机やパネルなどを運び終えたら全員で「装飾」を行いました。今回のフェスティバル鎌倉の装飾は「お花」です。お花紙を使い、大きな花や、小さな花をカラフルに飾っていきました。

正面玄関には大きなチョークアートがみなさんをお出迎え!このフェスティバルのために、6月に参加者を募集しチョークアーティスト狩野あゆみさんの指導のもと総勢50名で作成しました。2メートル×5メートルの巨大アート、来館者にとても好評でした。(ホール入口には魚バージョンが掲示されました。8月末まで掲示中です。)

  

今回はセンター入口ピロティの掲示「きららの木」に、設営にお手伝いいただいたみなさんのメッセージをたくさん貼りました。「発表、展示を見にきてね」「ようこそ!きららフェスティバルへ」など思い思いのメーセージご覧いただけたでしょうか?

  

出展団体のみなさんと学習センターで力を合わせてつくる「きららフェスティバル」!大勢の人たちのご協力で
来館者のみなさまをお迎えする準備ができました!たくさんの発表と展示を3日間お楽しみください♪

【フェスティバル1日目・6/21(金)】
館内にはオリジナルの装飾や各参加団体のポスターが掲示され、フェスティバルへの気運が高まる中、無事に初日がスタートしました。
天候には恵まれず大雨となってしまいましたが、ピロティで雨宿りする方々はじめ、たくさんの来館者のみなさまが、チョークの看板やきららの木をご覧になられていました。

  

ホールでは華やかな踊りや心に響くギターの演奏、物語の情景が浮かぶ朗読など、余韻に浸ることができる素敵な発表が続きました。

集会室では映画の上映や体験教室、ギャラリーでは迫力のある作品や繊細な絵画、個性ある書道など、時間を忘れて観覧できる素晴らしい展示、ロビーでも各種販売や幅広い年代のみなさまが楽しめる展示が行われ、館内全体が活気ある楽しい空間となりました。

【フェスティバル2日目・6/22(土)】
前日の大雨から打って変わり快晴に恵まれ、一日を通して子どもから大人まで多くの来館者で賑わいました。
 

入口には、職員が制作したきららフェスティバルオリジナルの顔はめパネルを設置し、写真撮影を楽しんでいたくことができました♪

幅広い世代にきららフェスティバルを楽しんでいただきたいという想いから、今年は「きららフェスティバルキッズチャレンジ」を実施し、特にこの日はたくさんの子ども達が参加してくれました。
キッズチャレンジは、館内で3つのミッションをクリアしてオリジナルグッズをもらおう!というもの。1つめのミッションは、書の展示で出展された「はぴ★ばら道場」の先生に筆文字を教えてもらうミッション。大人の先生と子ども達がコミュニケーションをとりながら一生懸命取り組む姿が印象的でした。

 

2つめは、館内をめぐって答えを探すクロスワードパズル。
「館長の名前は?」というクイズがあり、事務室にいた館長に名前を尋ねにくる子ども達の姿に癒されました。

そして最後のミッションは、きららフェスティバルオリジナルの塗り絵です。みなさん、色とりどりのクレヨンや色鉛筆を使って素敵な作品を仕上げてくれました!
キッズチャレンジを通じて、普段学習センターをあまり利用されない子ども達や保護者のみなさんにもきららフェスティバルを楽しんでいただくことができ、とても嬉しく感じました。

 

ホールでは、琉球舞踊や日本舞踊、バレエなどの踊り、またハワイアンジャズやパーカッション演奏、フルートの演奏など華やかな演目が披露されました。

多くの方で賑わった2日目のきららフェスティバル鎌倉。
来館された方にとっても、出展された方にとっても、鎌倉での素敵な休日の一コマになったのではないでしょうか。

【フェスティバル3日目・6/23(日)】
あいにくの雨模様でスタートしたきららフェスティバル鎌倉3日目。午前中は強い雨が降り、予定されていた湘南打々鼓さんの演目は残念ながら中止となりました。楽しみにされていた来館者も多くいらっしゃいました。
午後には、鎌倉手話サークル笹りんどう会による手話発表会がピロティで行われました。手話の美しい動きに、道行く人々が自然と足を止め、その光景に見入っていました。手話を通じたコミュニケーションの大切さを、多くの方に再認識していただけたことでしょう。

 

昨日大好評だった顔パネルは、本日も多くの方に楽しんでいただきました。特にピロティを通るご高齢の来館者の方々が興味を持ち、お互いに使い方を教え合う姿が印象的でした。「孫が喜びそうだ」「家族に見せたい」といった声が聞かれ、世代を超えて楽しめるコンテンツとしての顔パネルの魅力が広がったようです。きららの木の前に設置された顔パネルを前に、親子連れが笑顔で指さして話している光景も見られ、フェスティバルの温かな雰囲気を感じさせるひとときでした。

 

そして、15時にきららフェスティバル鎌倉は無事終了しました。終盤には、設営と同様に、参加団体のみなさんと学習センタースタッフが力を合わせて会場の片付けを行いました。予定よりも早めに作業を開始し、みなさんの迅速な対応により、スムーズに片付けが進みました。フェスティバルを通じて、団体のみなさんとスタッフとの連携が一層深まったことを感じました。

 

雨にもかかわらず、多くの方々の協力と参加によって、今年のきららフェスティバル鎌倉は成功裡に終了しました。団体のみなさんの普段の活動の成果が表れ、心温まる交流が広がった3日間となりました。今後は10月4日から「きららフェスティバル深沢」、10月11日からは「きららフェスティバル腰越」、11月1日から「きららフェスティバル玉縄」11月15日から「きららフェスティバル大船」ときららフェスティバルは続きます。出展団体、来館者のみなさまとともに楽しく笑顔あふれる開催にしたいと思います。どうぞご期待ください!
以上、きららフェスティバル鎌倉のレポートでした。

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