夏休み科学工作講座「コップロボを作ろう!」@きらら鎌倉

実施日
2024年8月19日(月)13:30~15:30

8月19日(月)きらら鎌倉4階第6集会室で、夏休み科学工作「コップロボを作ろう!」を開催しました。
きらら鎌倉では「子どもたちに家ではなかなかできない体験を」とフィンガーペイントやチョークアート、プログラミングなど様々な講座・イベントを企画しています。今回は「科学工作」でコップロボを作る講座です。

講師は「NPO法人科学探検隊」の足立さんと山口さんの2名です。NPO法人科学探検隊は「子どもたちにモノづくりの面白さを伝えたい」「世の中に無いもの、アッと驚くもの、子供でも簡単に作れるような教材を製品化し、教室で使いたい」と自身で考案したキットを用い、各地で講座やイベントを開催しています。

参加者は小学4年から6年生の18名です。最近はあまり見かけない電線やモーターなどを使うのですが、扱ったことがあるかと尋ねると「やったことある!」と6名ほどが手を挙げ、興味の高さがうかがえました。
講師の説明を聞きながら、少しずつ進めていきます。「赤い線と、黒い線を…」と何本もある線を、間違えないように組み合わせて留めていきます。「先生、これでいい?」「留めづらい…」など先生やスタッフ、周りに聞きながら、一生懸命作っていきます。ドライバーを使って「ねじ止め」など力のいる作業も丁寧にこなします。このキットは講師のアイデアで、使用する「ビニールテープ」までも必要枚数分にカットされそれぞれに用意してある優れものです。キットのおかげで順序良く作業を進められ、順調にロボを動かす手作りの「スイッチ」も出来ました。子どもたちは同じテーブルで道具を共有したり、作業を確認しあったりしながら楽しそうです。

モーターにつなぐ線とスイッチの線をつなぎ、いよいよ通電確認です!「きゅっ、きゅっ」と右のスイッチを押すと右へくるっと動き、左のスイッチを押すと左へ動き、両方のスイッチを同時に押すと直進します。「わっ」「動いた!」それぞれの動きにみんなの嬉しそうな声が聞こえてきました。「あれー変だ」「動かない…」などの声もあり、2人の先生は大忙しで見回ります。先生方の説明を聞きそれぞれが修正して、どのコップロボも動くようになりました。
順調に動くようになったところで、自分のコップロボを「カスタマイズ」。コップロボに装飾をしました。
ペンで直接表情を描いたり用意されたイラストを付けたりと思い思いのロボを完成させました。

カスタムしたあとは同じテーブルの子どもたちでコップロボを走らせたり、すもうのように取り組みをしたりと楽しんでいました。
講師から「昔はおもちゃなど無くても、色々なもので工夫をして遊んだので、皆も今日のように工夫をしていろんなものを作ってみてください。」「もう一度、家に帰って組立て直してもいいよ。」とお話がありました。
夏休みも後半に入ったこの日、子どもたちは2時間半と短い時間でしたが、「自分で作って動いた」笑顔いっぱいの講座は無事終了しました。

終了後のアンケートには「またコップロボを作りたい」「たのしかった」「先生がやさしかった」とたくさんのうれしい言葉が書かれていました。
これからもきらら鎌倉市生涯学習センターでは、子どもたちや参加者が笑顔になれる様々なイベント・講座を企画していきます。どうぞご期待ください。
きららホームページ https://kirara-kamakura-city.jp/event/

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