漁師さんに教わる お魚を捌いて干物をつくろう@きらら腰越

実施日
2023年11月19日(日)

11/19(日)きらら腰越(腰越学習センター)料理実習室にて「漁師さんに教わる お魚を捌いて干物をつくろう」を行いました!
講師は、腰越漁師の中丸 潤さん。本講座は全年齢の方を対象とし、午前の回と午後の回で計16組の方々にご参加いただきました。

講座がスタートし、まずはじめは中丸さんの自己紹介と参加者同士のブレイクタイム。「包丁をもってお魚を捌く」のは、はじめはとっても緊張するもの。他の方と会話を楽しむことで、会場全体が温かな雰囲気になりました。
そして、干物づくりの本編へ!お魚は、新鮮なアジを1人2尾ずつご用意しました。
①講師が説明しながらお手本を見せる②講師に教わりながらつくる③自分で考えながらつくる・・・の3ステップでアジの捌き方・干物のつくり方を習得していきます。

講師の説明の中で、皆さんが驚かれていたのが、捌き方の方法。
鎌倉は武家の古都ということで、「腹切り」はあまり縁起が良いものとはされていません。そのため、アジの干物の捌き方というと通常では「腹開き」が多いですが、鎌倉流として「背開き」で捌く方法を教えてくれました。

そしていよいよ一人一人のまな板の上にアジが配られます!「お魚を捌くのが人生ではじめて!」という主婦の方、「包丁を握るのもお魚を触るのも生まれてはじめて」という小さなお子さんも、講師から丁寧にフォローいただくことで楽しみながら挑戦されていましたよ。
アジを捌き、塩水につけ、塩抜きする行程を最後は講師の手を借りず1人で実践!皆さん「このやり方で合ってたっけ?」と悩みながらも、最後はしっかり捌くことができていました。
捌いたアジは持ち帰り、ご自宅で干していただきます。干す際は、専用の道具がなくても洗濯物のピンチで頭の部分を挟んで室内干しすれば、十分うまく干物がつくれるそうです!

2時間の講座を通して、皆さんの楽しそうな顔がとても印象的でした。
アンケートからは「普段できない特別な体験ができて良かった」「楽しみながら捌くことができた」「今後家でもチャレンジしたい!」「子どもも興味を持って参加することができた」など嬉しいお声をたくさんいただきました!

これからも鎌倉市生涯学習センターでは、幅広い世代の方々の学びとなる講座・イベントを開催していきます。どうぞご期待ください♪

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