きららフェスティバル鎌倉 開催レポート【その1】

実施日
2023年6月23日(金)~25日(日)

「きららフェスティバル鎌倉」にたくさんのご来場ありがとうございました!

今年度37回を数える鎌倉生涯学習センターのフェスティバル、発表部門23団体・展示部門10団体・教室部門4団体・販売部門4団体、計41団体(重複あり)が出展参加され、6月23日(金)から25日(日)の3日間延べ3000人を超えるお客様に楽しんでいただきました。一部ではありますがフェスティバルのレポートをします(^^)/

まずはホールでの発表、6月23日(金)のオープニングを飾ったのは「鎌倉で映画と共に歩む会」が行った映画上映、小津安二郎監督「麦秋」です。200名ほどの方々が鑑賞されました。今回、会が用意された35ミリの映画フィルムは今では上映できる施設が少ないそうです。その施設の中でも、このきらら鎌倉ホールは「技師さんの技術が素晴らしい」と代表の藤本さんはおっしゃっていました。1951年作の映像そのままに、皆さん楽しんで鑑賞されていました。
ほか、ギターや朗読、ハワイアン演奏やフラ、詩吟や各舞踊、楽器演奏、コーラス、最終日にはピロティで和太鼓の演奏、手話コーラスなど次々と発表が行われ、様々な演目が楽しめた3日間でした。


展示はギャラリーとロビーを使い、書道や短歌、絵画、着物、手話の紹介など作品数も多く見応えのある展示となりました。中でもご紹介したいのが「ほほえみドレス」、一枚の布や着物を、針も糸も使わずドレスにしてしまう!発案者である矢部さんの作品です。大きな作品から人形用の小さな作品まで、実際の作品を目にして「これ、本当に縫っていないの?」と驚くばかり。とても細部にまでこだわった素敵なデザインのドレスでした。矢部さんは「私が考えた作品で、こんなに喜んでもらえるのがうれしい。」と笑顔でおっしゃっていました。

ほか体験コーナーなど、来館者が「参加して楽しむ」工夫もされていて、賑やかな展示となりました。
また、ロビーではバザーや物産展、毛糸などで作られた小物、花の種の入った泥だんごなどが販売され、多くのお客様で賑わっていました。

続いては「教室」についてです。「教室」とは集会室内を使い、来館者に気軽に団体の活動を体験してもらえる場です。英語教室やデッサン教室、映画鑑賞、ボディメイクアドバイスが実施されました。中でも「肖像画デッサン会」のデッサン教室は熱心な先生の指導で、石膏像をデッサンしていきます。参加者のお一人は「奥が深い…」と苦戦しつつも夢中で描いていました。ほかの参加者の方は「デッサンはやったことがない」と初めて参加されたそうですが、「自分がこんなに集中して描けるとは思わなかった!」と楽しんでいらっしゃいました。フェスティバルでの新たな経験に立ち会えて嬉しく思いました。

3日間と短い期間でしたが、とても楽しく笑顔があふれたフェスティバルだったと思います。
出展者の皆さんにとっては、ご自身が日頃がんばって続けていることを近しい人や皆さんに見てもらえる機会、また見にいらしている方はその発表や作品から「私もやってみたいな」「私も頑張ろう」と何か力をもらえる、そんなフェスティバルになったのではないかと思いました。
以上、きららフェスティバル鎌倉のレポートでした。

次回「みんなで作ったフェスティバル」についてレポートします!お楽しみに♪♪

きららフェスティバル鎌倉 2023年6月23日(金)~25日(日)
    

【時間】
10:00~16:30(25日は15:00まで)
【場所】
ホール・ギャラリー・集会室ほか
【入場】
無料・予約不要
【参加団体】
全37団体

※プログラムは開催前に配布したチラシから若干内容に変更があります

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