ミャンマーの世界遺産~バガンの仏塔群~@きらら腰越
- 実施日
- 2023年1月22日
みなさん、ミャンマーという国についてはご存知でしょうか?
今回は、腰越学習センターで行われた講座「ミャンマーの世界遺産~バガンの仏塔群~」の様子をリポートします。
この講座は市民ボランティアである鎌倉市生涯学習推進委員さんによる企画講座です。
講師は1970年代からミャンマーの遺跡や女性を題材として作品を撮影されてきたアマチュア写真家の栗原健一さん。
3年前に31基の推奨特筆パゴダ(仏塔)の写真を網羅したサイトを開設し、パゴダを扱うサイトで世界一を目指されています。
当日のお話は「1:ミャンマーの概要」「2:バガン遺跡の魅力」「3:人々の暮らし」の3部構成で、栗原さんが実際に現地で撮影されてきた多くの写真をもとに、現地でのこぼれ話も交えながら解説いただきました。
2019年に世界遺産に登録されたバガン。
そのバガンにある多くのパゴダの写真を栗原さんはいろんなシチュエーションで撮影されており、特に日の出や日の入りにたたずむパゴダの写真は幻想的なものでした。
現在はすでに立入禁止になってしまった場所で撮影された貴重な写真や、パゴダの劣化と修復についてのお話もあり、あっという間に講座終了となりました。
栗原さんからは「クーデターで市民の平和が損なわれていますが、パガンの魅力は変わらないはずです。ミャンマー国民が望むような穏やかな日々が来ましたら、ぜひ多くの人に訪れてほしいと願っています」というメッセージもいただきました。