世界に1つだけのサステナブルな傘づくり@きらら鎌倉
- 実施日
- 2024年5月3日(金)
5/3(金)きらら鎌倉美術創作室で、「世界に1つだけのサステナブルな傘づくり」講座を開催しました!小学生1~4年生とその保護者が対象で、皆さん傘づくりを楽しんでくださいました♪
講師は、株式会社サエラの西山雄馬さん。
サエラさんは、風に強い傘、張り替えできるビニール傘などエコでサステナブルなオリジナリティあふれる傘を展開している会社です。
同時に、傘づくりを通して子ども達に環境について考えるきっかけを与えるワークショップを各地で開催されています。
講座がスタートし、はじめに使い捨てカサの現状について説明がありました。
多くの人があつまる東京の街では、雨がやんだあと沢山の傘が捨てられます。多い時にはなんと1日に500本が捨てられることもあるのだとか。
また日本は世界一傘を持つ国で、なんと年間約1億2千万本のカサが捨てられているそうです。(国内人口に相当!)
本講座は、そんな使い捨て傘の社会問題について子ども達自身が考え、世界に1つだけのサステナブル傘をつくることで1つの傘を長く愛用してもらい、廃棄量を減らし環境に優しい社会を目指すことを目的に開催しました。
傘づくりワークショップで使用したのは旭化成ホームプロダクツ㈱と㈱サエラが協働で展開する「SORAKASA KIT」。身近なジップロック®バッグのリサイクル素材を傘生地に使用した、サステナブルな傘をつくることができます。
オールプラスチックで金属を使っていないため、錆びずに長く愛用することができます。
また誰でも簡単に組み立てることができるので、たとえ骨組みが壊れてしまっても、簡単にパーツ交換をすることができるんです。
いよいよ傘づくりがスタート!
まずは自分が普段使っている傘をじっくり観察し、構造を知って、1つ1つのパーツの名前を覚えました。
「SORAKASA KIT」の傘骨を組み立て、ジップロック®バッグのリサイクル素材でできた傘生地を取り付け、石突をとりつけて完成です!
その後は、完成した傘にシールを貼ったり油性マジックで絵を描いたりして、みなさん世界に1つだけの素敵な傘ができあがっていましたよ。
最後はみんなで集合写真!
この日鎌倉は雲1つない快晴でしたが、皆さん嬉しそうに自慢の傘をさしながら鎌倉駅まで歩いていかれた様子が印象的でした♪
アンケートからは「傘のしくみを学ぶことができてとても楽しかった」「環境のことも勉強になった」「自分だけの傘がつくれて嬉しかった」など嬉しいお声をたくさんいただくことができました。
これからも鎌倉市生涯学習センターでは、サステナブルな社会の実現を目指し、様々な講座・イベントを企画していきたいと考えています。引き続きぜひご注目ください!
企画・運営:指定管理者 鎌倉CITYパートナーズ