看護師になるための学び体験~夏休みの自由研究に~@湘南鎌倉医療大学

実施日
2023年8月10日(木)

きらら学習センターを飛び出して、湘南モノレール富士見町駅からほど近い湘南鎌倉医療大学で看護体験の講座を開催しました。
看護師という職業に対し関心を持ってもらい、将来看護師になりたいという意識を持たせ、進学先や職業の幅を広げるきっかけを提供することを目標としました。

会場には男女小学4年生から6年生の参加者が集まり、4つの班に分かれて実習を行いました。
当日は看護師が身につける「スクラブ」の着用も体験し、会場は色とりどりで賑やかな雰囲気になりました。

A班では「基礎看護学」を学びました。手を洗い、手指の汚れの残り具合を専用の機器で確認しました。きれいに洗ったつもりでも意外と汚れが残っていることを知りました。

B班は「小児看護学」です。シミュレーター(※)という人形のような機械を使って実際にバイタルサイン(脈拍、血圧、呼吸、対応)の測定を行いました。
「いつもお医者さんにはどんな風に聞こえてるんだろう??」と初めての聴診器に興味津々の様子でした。

C班は「成人看護学」で、今度は大人のシミュレーターを使用しての実習です。ここでは病気の人の呼吸音や、お腹の音を聞いてみたり、自分の体内の酸素量を測定したりしました。

D班では「老年看護学」を学びました。実際に高齢者のシミュレーションをして、どのような身体的な状況になるのかを体験してみました。

最後は全員で集合写真を撮影し、無事講座は終了しました。

講座後のアンケートには、「看護師さんの仕事について詳しく知れて良かった、医療の知識を増やせて満足、聴診器を使えてうれしかった」などの感想や、「体験出来て楽しく学べた、知らなかったことがわかってうれしい」といった感想などもあり、それぞれに講座を楽しんでもらえたようでした。

※シミュレーター:看護教育の現場でトレーニングや実習を行うための人形のような機械です。さまざまな実習や練習に使用するもので、病気の人の体を模擬練習する事ができます。

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