講座「国シリーズ 本場のインド料理」@きらら玉縄

実施日
2024年7月22日(月)10:00 ~13:00

7月22日(月)にきらら玉縄3階料理実習室で鎌倉市生涯学習推進委員による講座「国シリーズ 本場のインド料理」が行われました。
この「国シリーズ」は推進委員講座(玉縄)の人気シリーズ!様々な国の文化や歴史、料理や音楽などご紹介しています。昨年度は「ウクライナ」をご紹介し、料理と音楽についての講座を行い大変好評でした。今年度は「インド」、本場のインド料理を、実際に調理を教わりながら学ぶ講座です。

講師は大船駅笠間口近くのお店「アカス大船」のシェフ、ビールさんとオーナーのヴマジングルさんです。この講座を企画担当した推進委員から、インド料理のシェフで日本語を話せる人を探すのに大変だったとの話がありました。快く講師を引き受けてくださったオーナーとシェフに感謝です。実際にシェフのビールさんは英語が得意の方でしたが、優しくゆっくりと話をしてくださり、和やかに講座がスタートしました。

【チキンカレー・豆カレー】
調理開始です。まずは鶏肉の下ごしらえから、シェフが見本を見せます。参加者は周りに集まって手順を確認しながら覚え、メモを取りました。鶏肉は皮をとって、水で洗います。食べやすい大きさに切り、玉ねぎもみじん切りにします。ここまでは家庭で作る調理と特に違いがありません。しかしここからが本場のカレーです。シナモン、ベイリーフ、クローブと玉ねぎ、塩を入れ玉ねぎが茶色になるまで炒め、鶏肉はターメリックとトウガラシパウダーと炒め、トマトペースト、ガムマサラ、コリアンダー………と次々登場するスパイスの名前!「今入れたのは何?」「どれくらい入れた?」参加者は見た調理の内容を反復しながら各自テーブルに戻り調理を進めていきました。同じテーブルの4~5人の参加者で、協力して自分たちの試食分を調理していきます。チキンと豆の2種類のカレー♪どのようになっていくのでしょうか?!


【チャパティ】
カレーを煮込んでいる間に、添える「チャパティ」を教わりました。チャパティはインド料理の代表的なパンの一つです。カレーには「ナン」が有名ですが、ナンは小麦粉を使い発酵させて作るのに対し、チャパティは全粒粉を使用し、発酵させずに作ります。またナンは窯で焼かれることが多いのですが、チャパティは通常、フライパンなどで焼くことができるので、手軽に作ることができます。実際、全粒粉と水と塩を混ぜて練り、整形してフライパンで焼くことができ、家でも作れると大変好評でした。シェフがチャパティを焼くとプクーっと円盤のようにきれいに膨らむのですが、参加者のみなさんは苦戦していました。きっと何回か作っていくうちにできるようになるのではないでしょうか。味はどのテーブルからも「美味しい!」と声が聞こえていました。

【デザート:マンゴーラシ・チャイ】
デザートはマンゴーラシを作りました。マンゴーラシはマンゴーとヨーグルトで作る飲み物です。マンゴーは市販のマンゴーペーストを使い、ヨーグルト・水・砂糖を加え、よく混ぜます。冷やせば出来上がり。とっても簡単で、甘くさわやかな1品が出来ました。また、シェフの計らいでインドのミルクティー「チャイ」を全員にふるまってくれました。チャイは紅茶とミルクとスパイス(シナモン、カーダモン、クローブ)を煮立たせて作るインド式ミルクティーです。豪華なランチが完成しました!

楽しい試食の時間です。皆さん「美味しい」「鶏肉がやわらかい!ジューシー‼」「どっちも(2種類のカレー)それぞれ美味しい」「チャパティ、合うね」と大好評。シェフから「何度も作っていけばもっと美味しくなります。」とのお話がありました。スパイスの配分などで自分好みのカレーになるかもしれませんね。
参加者からは「作り方が見られてよかった。」「スパイスはどこで手に入れられますか?」「家でまた作ります!」「お店に行きます」と感想がありました。
試食のあとは片付けです。皆さんテキパキと分担しながらあっという間に片付けて、講座は終了しました。

今回使用したきらら玉縄の料理実習室と同じように、きらら学習センターにはきらら深沢ときらら腰越にも料理実習室があります。ぜひ皆さんの学びや集いにご活用ください!
以上、きらら玉縄推進委員講座「国シリーズ 本場のインド料理」のレポートでした。
今後も鎌倉市生涯学習推進委員会の講座にご注目ください。
きららホームページ「鎌倉市生涯学習推進委員会」→ https://kirara-kamakura-city.jp/lifelonglearning/

一覧に戻る